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『倉庫襲撃事件』



   ≪7≫

 洞窟の奥底で、無理矢理に犯され、さんざんな痴態を晒したリーデリア。
「お、お願い。もう許して……許してください」
 彼女は地に這いつくばったまま、男たちに許しを乞う。
(これ以上、気持ちよくなったら……本当にダメになっちゃうよぅ……)
 行為のあとも肉快の疼きが収まらない。そのことに怯えながら、彼女は哀願を口にする。まるで、我が身が貪婪な牝獣と化してしまったかのような状態に戦き、怖れすら抱いているのだ。
 激しい肉欲を忌避したがる本能が、気丈だった魔女を自省させる。
「もう二度と、いい気になったりしませんから……だから、許して……」
「おいおい。人聞きの悪いこと言うなよ。まるで、俺たちがおまえを懲らしめようとしているみたいじゃねえか」
 ベスティンが善人ぶった声を出しながら、ニヤニヤと笑う。
「俺たちはよ、おまえを気持ちよくさせてやってるだけなんだぜ」
「ああっ……や、いや。こないで……」
 這いずって逃げようとすると、男の手が彼女の足首をつかんだ。
 周囲にケープ族の群れが押し寄せる。そのいずれもが下半身を剥き出しにしていた。少女の腕ほどに達しそうな、長く太いペニスが隆々と反り返る。見渡すかぎりの屹立が、どいつもこいつも牡らしい獣臭を放つ。
 あらゆる意味で最悪の状況だった。目をそらしたくなる光景の中、異種姦の脅威に晒された少女は必死で手足をもがかせる。
「やめ……やめてぇ、放して……」
「こいつらもなかなか良いモノを持ってるぞ。ほれ、タップリ愉しんでくれよ」
 リーデリアの優美な肢体が無数の手で抱え上げられた。
 仰向けで待つケープ族。視線を落とした瞬間、長大な肉棒が目に入り、彼女はゴクリと生唾を飲む。
(すごくおっきい……おなかの奥ま届きそうな大きさだよぅ……)
 かすかに残っていた自制心が肉欲を拒み、力なく細首を振らせる。
「イヤぁ……こんなの、イヤよ……」
「遠慮するなって。異文化との交流ってやつだ。しっかり腰振って、交流に励むんだな。ゲヘヘ」
 ベスティンの下品な笑いが響く中、美肢体が弓反りの先端めがけて下ろされていった。
 いきった穂先がふっくらとした恥肉の丸みを割って、濡れた秘洞に沈んでいく。まるでわざと焦らしているかのように、ゆっくりと身体を落とされ、異種族の陰茎がジワジワと魔女の膣内にもぐり込む。
「だ、ダメぇっ……あ、あ、あああ、ひやあああっ……」
 やがて強張った肉棒が沈みきってしまうと、彼女は牡腰に跨った状態になった。強烈な処女喪失の刺激が消え失せないうちに、再度の挿入を迎えさせられる。
 あまりに強引すぎる連続的な性行為を強いられ、リーデリアは息を乱した。
「はひっ……ふぅ、ふぁ、ああっ……あ、あぅぅ」
 膨張しきった肉槍がぬめる膣皺を擦り、一気に奥まで突き進む。
「ああん、ん、んっあ、あぅ、や、あひぁ……ひぐっ!」
 ほぐれきった子宮口をグリグリとこじ開かれる。熱い肉液が溢れ出し、湿った膣内をさらに濡らす。
 少女の脳内には、快楽物質が垂れ流しになっていた。自然と口許がほころび、舌さえ突き出し、美貌にはしたない艶が浮かぶ。
「あひっ、ひ……あえぇ、うゃ、あっ、あう、ひっ……」
 牡腰に座して、異種族の屹立で貫かれる。
 快楽をこらえようとしても、まるで意味がなかった。優美な腰が勝手にくねりだして、肉快を貪る。淫蕩な牝の腰振り動作。腰裏のコサージュリボンが揺れるたびに、リーデリアの頭に快美にひらめきが走り抜ける。
 彼女が淫猥な仕草をすると、ベスティンがすかさず罵った。
「ヘッ! ケーブ族相手に感じてやがる。チンポならなんでもいいのか。さすがは淫乱な魔女様だな」
「ひ……やぁ、こんなの……ああ、うひぃ」
「もっと腰振れよ。この牝豚が!」
 揺れる美尻めがけて、大声とともに平手が振り下ろされる。
「ひゃん! ……はひ、ひっ。……ひぁぅ!」
 ぱちん、と盛大な音が響く。
 ひと打ちされるたびに、結合部が強く擦れあう。不思議なことに、何度もひっぱたかれていると、痛みよりも快感が増していくばかり。苦痛で意識が冴える一瞬ののち、ふたたび押し寄せる快楽は膨大で、旨味を増しているのだ。それが何度も続くと、習慣性のある薬物のように、揺り返しの肉悦を味わいたくなってくる。
 そうして、いくたびも打たれ続けているうちに、めくれたスカートからのぞくムッチリとしたヒップは、すっかりと赤らんでいた。
(お尻を虐めないでぇ……叩いちゃイヤぁ……)
 少女が悩ましげに眉の端を垂らす間も、しつこい尻ビンタで抽送を促される。
 被虐の快美に翻弄されながら、淫らな腰振りは勢いを増す一方だ。トロトロに蕩けそうな蜜壷に隆々とした屹立が出入りするたびに、蜜汁が滴り落ちる。尻打ちを繰り出されるたびに、恥液の分泌量があきらかに増えていた。
 異種族の牡腰に跨り、いきり勃った肉棒を咥え込み、豊麗な尻を振って快楽を貪る。そのあさましくも淫らな姿を眺め、ベスティンは下卑た笑みを浮かべた。
「おやおや。ケツが真っ赤になっちまったなぁ」
「や、やぁ……あ、あはぅ、ふぁ」
「どれ。お薬の時間だそうだぜ」
 赤く腫れた双臀の上に、枝のような腕が伸びてくる。
「あああ……らめぇ、もうそれ、らめよぅ……ひぁぅっ……」
 ケーブ族の秘薬が、またしてもベットリと塗りたくられていく。
 ねばつく薬液は火照った尻肌にまんべんなく塗り広げられた。あろうことか尻の谷間にまで擦り込まれ、キュッとすぼまった肛門から優美なラインを描く会陰部さえも、粘り気に覆われる。
 薬を塗られると、逆ハート型の臀部がたちまちムズ痒くなってきた。
「やぁ、とって……またおかしくなっちゃうぅ……あっ、あぅ、ああ」
 薬液で湿った肛蕾の掻痒感は焼けついたかのように熱い。そこを爪で掻きむしりたくなり、手を伸ばしてしまうほどだ。
 ところが彼女の細くしなやかな腕が、男の手で押さえつけられる。自由を奪われた状態から逃れようとして無理に体をもがかせようとすると、自然に細腰が弾んでいた。膝に中途半端な力しか入らないため、無様な腰振りにしかならず、その結果として牡を悦ばせるような動きしかできない。
(お尻が痒いよぅ……それなのに、エッチな動きしかできなくなっちゃってる……)
 強まるばかりの痒みから逃れようと、グラマラスな肢体を捩じらせる。それなのに、男性器めがけてみずから牝腰をぶつけていくありさまとなっていた。
「こいつ、自分から腰をガクガク震わせてやがる。さっきまで生娘だったとは思えないくらいの淫乱さだぜ」
 ベスティンが嬉しそうに嘲る。
「違うの、やぁ、薬……お薬やめてぇ……」
 なんら抗うこともできないまま腰を震わせていると、尻穴の痒みが強まってきた。キュッとすぼまった菊皺の一本一本にまで薬液が染み込んでいるのか、括約筋がヒクつきを繰り返す。排泄にしか使ったことのない肛門が、積極的に刺激物を求めているかのようだ。
 秘穴の筋肉を痙攣させ、穴居人の牡肉を悦ばせる。そうしながらも、リーデリア自身は秘薬まみれの肉蕾からくる痒みと、長大な男根で子宮を突かれる快美によって気が狂いそうになっていた。
「ふゃあ、お尻……おひりかゆぅい……痒い、かういのっ」
 クネクネと踊る生尻に男たちの視線が集まる。
 じっくりと視姦されながら身悶える若い魔女。騎乗レイプでの辱めをまざまざと眺められると、羞恥は倍加し、己のあられもない姿に涙さえ浮かぶ。けれども、悲嘆に潤む瞳には、まぎれもない快美の色が輝いている。
 ほぐれた膣肉を犯され、目で犯され、そこから逃れたい。そう思いつつも、快楽の虜となった肉体が牡肉を貪り堪能する。
 もはやレイプでしか感じられない、卑しい牝の痴態であった。
「や、はひゅ……見ないれぇ、とめ、お尻……おひぃ、痒いの……助けてぇっ!」
 頭の中にふたたび熱狂が訪れ、もう何も考えられない状態だ。炎上するばかりの快感がリーデリアの牝の部分を操った。乳液をしこたま蓄えた巨乳をぷるんぷるんと揺さぶり、牝ピストンを繰り返し、男のモノを奥深くまで迎え入れる。
 性感の盛り上がりは、これまでになく高まっていた。肉快を得るごとに、さらに奥深い快美を求めて肉体が勝手に動いている。それの繰り返しが延々と続く。頭の中は蕩けきって、舌先を口からのぞかせたまま、はしたない表情が戻らない。全身が性感帯に変わってしまったかのような状態で、何をされても肉悦を感じてしまう。悶えて、乱れて、快感だけが延々と続く。
 そのとき、赤く腫れた肛菊に牡指がグッと押しつけられた。
「……ふひぅ!」
 最高潮に達したヒリつきから、電流じみた刺激が生じる。
 生理的な反射で美肢体が痙攣を繰り返す。止まらない快楽が震えを呼ぶと、彼女の意識も口も肉欲のなすがままとなって、淫らな哀願をこぼさせた。
「あああ、おひ、お尻……もっと擦って、中まで……奥のほうゴシゴシしてぇ……」
「ケツ穴虐めてほしいのか。それなら、どう言えばいいかもうわかってるよな?」
「ふあ、ひ……お尻虐めてくだしゃい……擦って、いっぱい擦ってぇ。お尻の穴にも……ズボズボにおち●ちんハメてよぅ」
 すでに屈服しきった彼女をさらに焦らす指。ココア色をした菊皺の上をねっちこくなぞり、皺を一本ずつなぞっていく。
 その陰湿な指さぐりが、牝欲をさらに煽る。
 肉欲につき動かされたリーデリアの唇から、卑猥な声がすんなりと出てきた。
「……お、お願い。お尻……お尻に、もっと太いのちょーらいよぅ……あああ、お尻のスケベ穴をほじってぇ……」
「そうあわてるなよ。じっくりとほぐしてからでないと、愉しめないぜ」
 牡指が火照った菊門をグリグリと揉み捻る。
 掘削機のように捻られた指先が、やがてすぼまった肛皺を押し広げながら沈んでいく。未開通のアヌスにもぐり込む太い指。肛内粘膜から生じる灼熱感に、背徳を煽られ、しなやかな背筋が艶かしく反り返る。
「あは、ひ、はぅぅぅ……にゃぁあああっ」
「こうやって、裏側から指を押し付けてやるといいだろ。ん、どうだ?」
 張りのある腸壁を指で圧迫されると、腹膜が動き、蜜汁を分泌する膣壁が収縮した。蜜壷を貫く長大な肉棒が、ぬめった膣皺をより強く擦りたててくる。
 普通の挿入では得られない快感。まともな性行為では得られない快美に見舞われ、すでに自分自身では肉体を思うままに動かせない。肉欲に支配された女体は身勝手にも快楽を求めて、あさましく淫靡にくねりだした。
 ニ穴を責められながら、柔腰で円を描き、穴居人の肉棒と太い牡指を深く味わおうとする。淫蕩な牝そのものの動きをすると、肉の悦びはこれまで以上に高まった。
「ひぃっ……しゅ、しゅごひ……いい、いいれすぅ……こんなの、はひっ……あぅ、はじめてなの……もっと……もっとしてぇ……」
「そうか。そんなにいいか、ほれ」
「……あぅ、あああ、ひゃふぅっ……」
 牡指が捩られ、引き締まった肛肉を抉る。
 腸液まみれの肛内で指が動くたびに、異様なひりつきが生じた。腸脂を炙られたかのような熱が高まるにつれ、体温が上がり、動悸が速まる。
 口から出る息が淫らな喘ぎのみになり、抗いようのない快楽が押し寄せてきた。
(お尻が……お尻がすごくいいよぅ……指だけじゃ物足りないの。お尻でしたくなっちゃってる……)
 背徳感を抱きながらも、肛門性交の誘惑から逃れられない。そんなアブノーマルな行為を望む自分を自覚しながらも、異常性交への欲求が強くなる一方だ。物欲しげに括約筋を締めつけて、指愛撫以上の被虐さえ求めている。
 リーデリアの反応で性感の高まりを察したか、跳ねる柔尻がペチペチと叩かれた。
「そろそろケツマンコの仕度はいいか。こっちもチンポほしくてたまんねえだろ」
「ほしぃですぅ……」
 肉惑に苛まれ、唇を震わせながら、はしたない哀願を口にする。
 もはやためらうことさえない。理性をかなぐり捨てた、媚びた牝奴の声だ。
「お尻に、ほしいでぅ……挿入れてくださいっ! いやらしいお尻の穴をおちん●んで抉ってぇ!」
 彼女の望みどおりにしてやると言わんばかりに、中年男の張りつめた剛直が尻の谷間に押しつけられる。
「力を抜けよ。そうしないと、裂けちまうからな」
「あ、ああ、にゃぅぅ……おちりに、太いの入ってくる……ひぐぅ」
 男の手が、わしっとつかんだ尻たぼを押し広げ、露わになった褐色の菊蕾めがけて穂先が突き込まれた。
 排泄用の窄まりが伸び広がる。無数の肛皺を引き伸ばし、膨張しきった男性器が少女の腸内に入っていった。圧迫された内臓が軋み、柔腰がガクガクと震え、リーデリアは声も出せないありさまとなる。
 彼女の背後から強引に押し広げた尻穴を貫き、ベスティンは息をもらした。
「くっ……こいつはよく締まる良いケツだぁ」
「は、はひ……ひ、あ……ぐ……」
「おいおい。そんなに締めつけるんじゃねえよ、この牝豚魔女。ったく、チンポ食いちぎられちまいそうだぜ」
 本来の用途以外には使われたことのない肛菊が、まだほぐれきってないためか、太い茎根がよほど締めつけられるらしい。淫猥な中年男は狭い尻穴を拡張しようと、しきりに肉茎を前後にすべらせた。
 極太の肉棒がひりつく肉肛を蹂躙する。敏感なアヌスを茎肌が擦り、膨らんだ亀頭が腸壁を突き回す。刺激によって分泌された腸液のぬめりで前後運動がなめらかになると、快感が爆発的に広がる。肩まで震える肛悦に、少女の意識はすっかりと絡めとられていた。
「は、はぎゅ、ひ、いひっ……おぁ、お、お尻すごくいいっ……はぐ、ふぅ、ふぁひ……あぅ、あぅ、あああっ……」
 頭の中が灼熱に覆われる快美。肛門ファックの快感に打ちのめされ、彼女は口の端から涎を垂らし、はしたなく舌をひらめかせる。卑猥な喘ぎがとめどなく麗しい唇からあふれてきた。
 ベスティンは、ここぞとばかりに腰を激しくぶつけてくる。尻肌に指を沈ませながらの激しい抽送。腰を引くたびに、カリ首にかかった柔らかい肛皺が伸び広がり、漏斗のように形を変えていった。
 ピストンの動作が大きくなると、アナルセックスの実感が強まる。こみ上げる背徳の念は官能を盛り上げるエッセンスとなり、今や快楽を高める役にしか立たない。不浄の穴での交わりからくる快美を受け入れるしかない状態だった。
(お尻よすぎるよぅ……お尻でしてるのに、気持ち良いのが止まらないの……)
 肛悦に酔いしれる美しい魔女。
 爛れた悦びに見舞われる最中、ケープ族が下から手を伸ばしてきた。彼女をさらに快楽責めにでもしようというのか、枯れ枝を思わせる細い指が剥き出しの乳頭を摘む。
「ひゃぅ……!」
 ビンビンに勃った先端から白い乳液が迸り、少女の全身がビクンと震える。
「ひゃ、ひゃめぇ……おちりとおま●こだけで……おかしゅく、おっぱいらめぇ……ひっ、ひゃふ……」
「やめていいのか? ん、どうなんだ」
 ベスティンも乳責めに加勢し、問いかけながら空いている乳房を揉む縊る。麗しい美巨乳が揉みこまれると、隆起しきった乳首から、たちまち乳汁が迸った。
 神聖な授乳器官が、淫靡なミルクシャワーをぶちまける。放出によって生じる乳悦が、リーデリアをさらなる快楽地獄に陥らせた。
「そら、返事しろ。やめていいのか、って聞いてるんだ。この色ボケ魔女」
「は、はひぅ……もっとしてぇ! す、スケベ穴……両方とも抉って……おっぱいモミモミしながら、ひ、ひっう……気持ちよくしてほしいのっ……」
「よしよし。マンコのほうもしっかり締めつけろよ。前も後ろも、こってり使い込んでやるぜ」
「お●んちんが大好きなエロ穴で……ひぃ、うぁ、し、締めつけますっ……はぅ、あぅ、だ、らからっ……ひゃめらな、ひぁふ、ひっああ、あああっ……」
 彼女が快楽に翻弄される様子を見ようとしてか、しきりに揺れる乳房めがけてケープ族が吸いつく。
 ジュルジュルと音をたてて乳汁が吸われる。豊満な胸元を男の手で好き勝手にまさぐられているにもかかわらず、性感は異様なまでに高まり、牝腰が右に左に捩られた。あまりに強い官能のためか、求められるがままに膣穴を収縮させ、レイプ行為に肉体が歓喜で応じている。
「あふ、ひぁぁ……いいのっ……どっちも、もっと抉ってぇ……」
 ふたつある結合部のどちらにも、牡の剛直がしきりに出入りを繰り返していた。
 直腸と膣道を抉る太い男根。少女の肉門を何度もくぐる勃起肉が、内臓ごしに胎内でぶつかりあう。不規則なピストン動作でニ穴を責められ、快楽の波形を描く曲線が急上昇する。牡肉によるサンドイッチ状態のまま、リーデリアの身体は快楽を受信する機械となってしまったかのようだ。
「あぅ、にゃぅ、あにゃぁ……な、中で擦れてるぅぅっ……あぅ、はひ、はひぃっ……おちん●んゴリゴリきてるよぅ……」
 脳内が桃色に染まる。頭のてっぺんから、しなやかな足の先までもが陶酔に震え、被虐の境地を愉しむ。女にしか味わえない快楽の高みを目指して、ひたすら上りつめていく。
 清純で正義感あふれる少女が、セックスの悦びにもう夢中になっていた。
「しゅ、しゅごい、ひぁぁぁぅ……うぶっ! ……うっ、う、ぉご……」
 眼前に突き出された肉棒が、リーデリアの口内にねじ込まれる。
 先頭きって口を犯した陰茎に続こうと、いきり勃つ怒張が寄ってきて後に続く。それも、一本や二本どころではない。そこらじゅうから集まってきた穴居人が、反り返った肉太刀を突きつけてくるのだ。ふっくらとした頬やつややかな金色の髪、愛らしい衣装のあちこちにまで、数えきれないほどの弓反りが押しつけられた。熱気と牡臭がムラムラと押し寄せてくる。
 イラマチオを強いられ、美貌のいたるところに男性器をなすりつけられた状態。普通なら嫌悪を抱くだけの光景だが、強烈な性臭がかえって牝欲を喚起する。
 快美に魅了された彼女は、肉欲の疼きに胸を高鳴らせてさえいた。
「はぅ、はぶ……こんなにたくさん、うっ、うっく……んぐ」
「しっかりご奉仕するんだ。このチンポの群れが、これからおまえを悦ばせてくれるモノなんだからな」
「は、はふひぃ……あっ、あ、ああぅ。こ、これからおち●ちんペロペロしまちゅ……いっぱい舐めますぅ……」
 その言葉どおりに、リーリデリアは卑猥な口唇奉仕にとりかかる。
 舌の上にエラの張った肉笠が乗せられると、先端に唾液をまぶしつつ、チロチロと舐め回す。そのうえで、異種族の長大な肉棹を舌先でなぞりながら、舐め上げていく。犬を思わせるあさましいおしゃぶり行為。そんな卑しいフェラチオをすることさえ、もはや抵抗を感じなくなっている。
 淫靡な口戯を見せつけられたケーブ族が続々と群がってきた。彼女のすべすべした手のひらに、太い茎肉が握らされる。増えた牡肉に奉仕を加えるためには、手だけでは足りなくなっていた。豊かな乳房にも、金に輝く艶やかな髪にまでも、体じゅうのいたるところに男性器が擦りつけられ、全身がカウパー粘液にまみれていく。
(男の人のモノがいっぱいだよぉ……匂いがすっごくキツくて……早く、これで気持ちよくさせてぇ……)
 異常すぎる状況を前に、まともな思考を維持できない。堕落した牝の笑みで満面をほころばせながら、牡の凶器に奉仕を施すことしかできなくなっていた。
「んっく、んぐ、うぶ……う、んぷ、はぷ、んぅぅ……」
 熱心なフェラ奉仕のおかげで、怒張の高ぶりは最高潮に達している。
 いつ爆発してもおかしくないほどに張った亀頭粘膜。美貌の魔女は、卑猥な勃起肉からのご褒美を求めて、哀願さえ発するようになっていた。
「んぅっく、んん……早く出してぇ……とっても濃いのを飲ませてください……」
「犬みてえにむしゃぶりつきやがって。このド淫乱め、チンポそんなにうまいのか」
「おいひぃ……おちん●ん、おいしいれす。だから……もっと、もっと擦ってぇ」
「ヒヒヒ。だったら俺たちに忠誠を誓え。自分が牝奴隷だって認めるんだ」
 いやらしい笑みを浮かべたベスティンが、リーデリアに服従の言葉を教え込む。
(そんなことを言ってしまったら……私、もう……)
 一瞬の懊悩は快美の嵐に吹き流され、破滅をもたらす誓いが口から出ていた。
「わ……私はご主人様たちの奴隷です。ソルティケーブにお住まいのみなさまで、どうかこのいやらしいお●んこに、ザーメンをいっぱい流し込んでください……」
「ウヒヒッ……ひゃはは、このスケベ魔女め。本当に言いやがった」
 征服欲を満たされたベスティンが、悪辣きわまりない笑みをこぼす。
 罵られても、リーデリアは悔いる様子すらない。あまつさえ、陵辱を待ちきれずに柔腰をくねらせ、甘ったるい声でねだりだした。
「お願いですぅ……もっと、エロ穴ズコズコ突きまくってぇ……」
 みずから尻を振って、いきった牡肉を奥深くに迎え入れる。
 火照った子宮の内壁と肛内の腸脂が、太い男根によって擦られた。
「ああ、いいっ……これ、いいの。あひ、ああっ……たまんないよぅ」」
 灼熱じみた快美がたちまち広がり、全身を熱くさせる。卑しい雌穴を締めつけて男たちを悦ばせながら、みずからも快感を得ようと必死になっていた。
 淫蕩な仕草しかできない、あさましい牝畜となった魔女。凛々しかった少女が、セックスのことしか考えられない牝と化している。
 そんな淫らな動きにつられ、男たちも腰を勢いよくゆさぶりだした。
「そんなに俺のチンポがいいのか、この牝豚がぁ!」
「あっ、ああーっ……あひっ、ひぁ、いいっ、いいですぅ……」
「いいケツだぜ。ひひっ……ウヒヒッ!」
 結合部から愛液と腸液が溢れ、地面を湿らせる。
 淫臭がたちこめる中、リーデリアは犬のように舌を突き出し、喘ぎまじりの息をこぼす。すでに理性は麻痺しきって、とめどない快楽だけが彼女を支配している。青い瞳は鈍い輝きに覆われ、欲望の色で濁っていた。
「ほぅれ。また派手にイッてみろ。乳噴きながらアクメしやがれ」
「らめぇ、ミルクれひゃう……はひっ、ヒッ! ひゃあぅぅぅ……」
 放出の止まらない淫乳を好き放題に揉み嬲られる搾乳地獄。ぷるんぷるんと揺れる柔乳を揉み潰され、ほぐれきった子宮口を突き回される。全身のいたるところで、肉悦が合奏を響かせ、官能のレベルを引き上げていく。
 みずみずしい肢体が痙攣し、愉悦の高まり具合を告げていた。快感の臨界点を迎えている肉体は、いつ絶頂に至ってもおかしくない。彼女を責め嬲る幾本もの勃起肉も、我慢の限界が近いのかカウパーを垂らしながらヒクついていた。
「おっぱいらめ、らめよぅ……おま●こイクとおっぱいぴゅーしちゃう、あ、ああう、んぁっ……」
「へへっ、う……だ、出すぞっ!」
「ひゃめれぇぇぇ……い──イッちゃうよぅ、いぐ、ひ、ひぐ……」
 リーリデリアの肉快が頂点に達し、美肢体が痙攣する。ぬめる膣壁が収縮して白髪寸前の怒張を締めつけた。同時に、わななく括約筋によって、収斂する肛皺が太い茎根を搾りあげる。
 ドクンッ……! どぷぷっ、どびゅっ、ビュッ──びゅぶうぅぅっ!
 二穴を抉っていた肉槍の穂先から、爆発的な勢いで白濁液が飛び散った。
「ああああ。おぁ……お●んこの奥に、びゅーびゅー来てる……ひゃふぅっ!」
 子宮と腸壁の粘膜に射精液を浴びせられる。溢れた精汁が結合部から迸り出るほど、大量の射精ぶりだった。さらに続けざまに、周囲のケーブ族たちが汚液を放つ。少女の全身があっという間にスペルマまみれに変わる。
 脳髄を蕩けさせる快美に、感極まったリーデリアの優美な背筋がのけぞった。
「……にゃああああぅっ。おぁっ、お、おっぱいイク、イク、イッっちゃう──!!」
 突き出された胸元で、たわわな乳房が大きく揺れる。張りつめた乳球の先で、屹立しきっている乳首が震え、純白の乳液を四方八方に迸らせた。間欠泉のような勢いがある放乳に、少女の瞳が白目を剥く。
 ぶしゅしゅわわわぷしゅわああぁぁぁ──!
 派手な射乳絶頂を演じた彼女は、その場にグッタリと倒れ込む。
(ああ……こんなにすごいの、はじめて。私、もう戻れない……)
 牡粘液の臭いにまみれながら、美貌の魔女はみじめな境遇に打ちのめされる。普通のセックスでは満足できない、異常な体質となったことを自覚させられ、救いがたい我が身を哀れむことしかできなかった。
 暗澹とした気分にひたろうとするリーデリア。
 けれども、隷属した少女の主となった男はそれすら許さない。
 いきなり前髪をつかまれ、彼女は現実へと引き戻された。
「余韻にひたってんじゃねえよ。この奴隷牝が」
「ああっ……」
 ふっくらとした頬に、ベスティンが肉の筒先を押しつけてくる。
 リーデリアは粘液まみれの陰茎から目をそむけた。だが、それはもはや、女の生理的な仕草にすぎない。
 その証拠に、濃密な牡臭を嗅ぐと、少女の喉がゴクリと鳴る。愛らしいほっぺたに膨らんだ亀頭を当てられただけで、あさましい牝の欲望が首をもたげてきた。
「ん、んぅ……ご奉仕しますから、だから……もっと、もっとしてください……」
 そんな淫らな哀願を繰り返し、肉棒をシゴき、海綿体の粘膜に舌を這い回らせる。
 凛々しい魔女の面影はすでになく、そこには堕ちきった一匹の牝がいるだけだ。

 かくして今日もまた、一人の冒険者がソルティーケーブで姿を消した。





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